課題解決事例
LPガス卸売・販売会社様
お客様:LPガス卸売・販売会社様(関西)(配送管理件数:約2000件)
エンドユーザー:同じ
カテゴリー: 配送部長クラウド(LPガスバルク供給版)
要望・お困りごと
LPガス事業会社様においては、配送業務の効率化を図るとともに、ガス切れを未然に防止し、安心・安全を確保することが求められています。
しかし、従来のサイクル配送では、配送計画の最適化やガス切れ防止に課題がありました。
提案内容
この課題に対して、マルチコンバータ(液面計信号変換器)とLMU-5(LTE通信機器)を活用し、バルク供給においては貯槽残量を、シリンダー供給においてはボンベの自動切替信号をリアルタイムで取得できる自社センター設備を構築しました。
取得したデータは配送効率化支援ソフトウェア「配送部長」に集約し、遠隔監視を可能にしました。これにより、ガス残量や切替状況を正確に把握しながら効率的な配送計画を立案できるようになり、ガス切れを未然に防止するとともに、安心・安全の確保を実現しました。
選定のポイント
- ガス切れ防止を実現できる仕組みであること。
- 配送効率化による単価低減と収益改善が見込めること。
- 通信インフラの変化(PHSからLTEへの移行など)に柔軟に対応できること。
採用後の成果
お客様は、ガス供給における「安心・安全の確保」と「配送業務の効率化」を最重要視されていました。
「配送部長」を導入することで、バルク残量やボンベ自動切替信号を遠隔で監視できるようになり、ガス切れの発生がほぼ解消された点を高く評価いただきました。
さらに、配送業務の効率化によってLPガス配送単価が低減し、収益性の改善にもつながりました。
その後もLTE回線へのリプレイスを実施するなど、環境変化に対応しながら安定してご利用いただいており、長期的に信頼いただけるシステムとして選定いただいた理由となっています。